米大リーグのマンフレッドコミッショナーが15日(日本時間16日)、オールスター開催地アトランタでメディア対応し、2028年ロサンゼルス五輪で開催が決まった野球に、大リーグ選手の派遣は可能という見解を示した。

 前日14日(同15日)に大会組織委員会が競技日程を発表。

21年東京五輪以来2大会ぶりに復活する野球は、開会式翌日7月15日にドジャースタジアムで始まり、20日に決勝が行われる。この日、マンフレッド・コミッショナーは「通常にオールスター・ゲームを開催した後、一定期間の間、シーズンを中断し、なおも10月の半ばまでに公式戦162試合を開催することは可能だ」と語った。

 前日、五輪の組織委員会の代表メンバーと面談したとした上で、「選手会と協議し、球団の理解も重要だが、国際レベルでの市場拡大など有益であり、プロセスは前向きに進んでいる」と同コミッショナー。一方で、トニー・クラーク選手会専務理事は「メジャー、及びマイナーを含め選手側から参加への興味は高い。最大の鍵は日程であり、それに伴う移動、保険などの懸案事項を今後とも機構と協議していく」と述べた。

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