◆米マイナー ルーキーリーグ ACLブルワーズ―ACLアスレチックス(15日、米アリゾナ州フェニックス=アメリカン・ファミリー・フィールズ・オブ・フェニックス)
1月にアスレチックスとマイナー契約を結び、傘下ルーキーリーグ所属の森井翔太郎内野手(18)が15日(日本時間16日)、敵地ブルワーズ戦に「1番・二塁」で先発出場した。1打席目は外角を見逃し三振。
試合前には投手用の赤グラブでキャッチボールを始めると、バッテリー間に距離を縮めて平地で15球の投げ込み。その10分後には1打席目に向かった。二刀流調整には「いい感じで来ている。これからも徐々に出力を上げていってしっかりやっていきたい。そんなに試合前の野手のキャッチボールが長くなって球数も増えるだけなので、そんなに変わらないですね」と充実感をにじませた。
東京・桐朋高では通算45本塁打&最速153キロを誇り、球団はかねて投打二刀流で育成する方針を示していた。アリゾナ・コンプレックス・リーグ(ACL)は野手専念の見込みで、24日(同25日)の本拠地ACLカブス戦に最終戦を迎える。森井は9月のインストラクショナルリーグでの投手デビューを目指す。