◆米大リーグオールスター ナ・リーグ―ア・リーグ(15日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)
メッツのP・アロンソ内野手(30)が、6回に今季のオールスター第1号を放った。メッツの選手としては2006年のD・ライト以来、19年ぶりの球宴アーチとなった。
アロンソはフリーマン(ドジャース)に代わって、3回途中の一塁守備から途中出場。2点リードの6回無死一、三塁で左腕・ブービック(ロイヤルズ)の93・2マイル(約150キロ)直球を捉え、打球速度99・7マイル(約160・5キロ)、打球角度29度、飛距離367フィート(約111・9メートル)で右翼席へ3ランとした。ベンチではメッツで同僚のリンドアらと記念撮影して喜んだ。
5度目の選出となった球宴で待望の初アーチ。オールスター前日恒例のホームランダービーでは19、21年に連覇(20年はコロナ禍で開催なし)を成し遂げているだけに“本番”での一発は格別だろう。常連だった本塁打競争に今季は出場しなかったが、MVP候補に名乗りを挙げた。
「白くま」の愛称を持つ通算247本塁打のスラッガーは今季、97試合で打率2割8分、21本塁打。77打点は鈴木誠也(カブス)と並んでリーグ2位タイとなっている。