「右尺骨茎状(けいじょう)突起不全骨折」で離脱している巨人の浅野翔吾外野手が16日、ジャイアンツ球場で行われた故障班の練習に参加した。

 左手でのキャッチボールなどの後、負傷後初めて両手での打撃練習を行った。

「置きティー」を行うティースタンドにテニスボールを乗せ、患部の状態を確かめるようにしながらボールをネットに向かって打ち込んだ。練習後、スイングは4~5割の力感だったと説明し、「テニスボールくらいの柔らかさなら衝撃もないので良い感じかな、と。硬式(球)を打ってどれだけ振れるか、衝撃に耐えられるかはまだ分からないので、それは今後やっていきたい」と語った。

 浅野は6月5日のロッテ戦(ZOZO)右手首付近に死球を受けて負傷。右尺骨茎状(けいじょう)突起不全骨折」と診断された。負傷から1か月以上がたった現在の状態については、「まだ(骨が)完全にくっついたわけじゃない。治りづらい部分だとは聞いたので、慎重にやっていきたい」と話した。

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