ア・リーグのブーン監督、９回２点差から同点も実らず…新たなＨＲダービー決着方式「公式戦にも起きることなのか」
レッドカーペットに登場したヤンキースのブーン監督（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグオールスター　ナ・リーグ６―６ア・リーグ（１５日、米ジョージア州アトランタ＝トゥルイストパーク）

　今年のＭＬＢオールスター戦はナ・リーグが２点リードの９回にア・リーグが６―６の同点に追いつき、ホームランダービーによる特別ルールで決着した。フィリーズのシュワバーが本塁打競争で３連発を放ち、ナ・リーグを４―３で勝利に導いた。

　土壇場の９回に２点ビハインドをウィットとクワンの適時打で追いつき、初の延長ＨＲダービー決着に持ち込んだア・リーグのブーン監督（ヤンキース）は「昨日（ＨＲダービー用の）人選はしていた。実際にそうなるか分からなかったが、突然そうなった。まず試合の半分くらいを想定してプランを立てていた。とてもエキサイティングだと思った。シュワバーが３スイングとも放り込んだことに驚きはない。３つとも素晴らしいスイングだった」と３スイングで３発を放ったシュワバーに脱帽。「この先、（このルールが）どうなるか興味深い。公式戦にも起きることなのか。そういう話題が生まれても不思議ではない」と新たな決着方式については行方を見守る姿勢だった。

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