◆パ・リーグ ソフトバンク―ロッテ(16日・みずほペイペイドーム)
侍ジャパン・井端弘和監督がソフトバンク―ロッテ戦を視察した。
両チームの練習に目を光らせてソフトバンク・近藤、周東やロッテ・藤原ら侍ジャパンを経験している選手を中心に動きをチェック。
今季開幕直後に腰痛が悪化して4月2日にヘルニアの手術を受け、現在は左かかと痛を抱えながら出場しているソフトバンク・近藤について、井端監督は「WBCに関しては問題ないのかなと思います。11月も当然、オファーをするつもりで今はいます」と11月の韓国との強化試合、来年3月のWBCに招集予定であると明言した。
また周東については「当然、今年の活躍というところでは、スタートということも頭にあります。そこはしっかりと、他のコーチ陣と相談しながらやりたいなと思います」とWBCでのスタメン起用の可能性まで示唆した。
ロッテでは高卒2年目捕手の寺地に言及。「将来的に考えれば、いずれ(侍ジャパンの)正捕手になるんじゃないかと。キャッチャーとしては抜けているのかなと思います」と将来性を高く評価した。また3月のオランダ代表との強化試合で初招集して好投も、レギュラーシーズンでは2勝6敗、防御率3・97と苦しんでいる種市について「強化試合ではすばらしいボールを投げていました、投げられるということは、そこに戻れれば。そのへんは常に見て行きたいと思います。良いボールを知っているので、そこに戻ってくれば十分、候補かなと思います」と復調に期待を寄せた。