◆JERAセ・リーグ 広島4―3DeNA(16日・マツダスタジアム)

 広島は、17試合ぶりに4得点を奪ってDeNAに逆転勝利した。今季ワーストタイの7連敗でストップ。

負ければ自力優勝の可能性が消滅、さらに0・5ゲーム差に接近していた中日と入れ替わって5位転落の可能性もあった中で踏ん張った。

 1点先取された初回、DeNA・バウアーの暴投で同点に追い付き、3回に2死無走者から中村奨、大盛の連続二塁打で勝ち越し、小園も中前適時打で続いた。1点リードの6回には、2死からモンテロの2号ソロで貴重な追加点を奪った。

 モンテロは、開幕直後の左脇腹肉離れから復帰して5戦目の5月17日の阪神戦(甲子園)で来日1号を放って以来、172打席ぶりのアーチだった。

 打線はリーグ戦再開後、ずっと3得点以下を続けていた。助っ人の一発で、交流戦最終戦・6月22日の楽天戦(マツダ)で5得点して以来の4点目を奪い、1954、59年の球団ワースト17試合に並ぶ屈辱を免れた。

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