ドジャース・大谷翔平投手(31)が15日(日本時間16日)、米アトランタで開催されたオールスターに5年連続5度目の出場。試合前に行われたレッドカーペットショーに真美子夫人(28)とともに参加して、手をつないで歩いて“アツアツ”な姿を見せた。
気温が30度を超え、強い日差しが降り注ぐアトランタをさらにアツくした。球宴前の恒例行事「レッドカーぺットショー」に全選手の先頭で登場したのは大谷夫妻だった。2人で手をつないで歩くのは2年連続で2度目。集まったファンからは大きな歓声が送られた。大谷は青のシャツに濃紺のスーツで、白のスニーカー。自身がブランドアンバサダーを務める「BOSS」で全身をそろえた。真美子夫人は同社製のややオレンジに近いピンクのドレスだった。
「今日は妻の(ドレスの)色に合わせて、僕が選んだという感じ。僕メインではなくて、そっちメインで考えていました。(ドレスは)桃の色で妻が選んだと思うので、何個か選択肢がある中で、僕が(服装を)選びました」
アトランタがあるジョージア州は桃の名産地で「ピーチステート」の愛称を持つ。
真美子夫人が公式行事に姿を見せるのは昨年11月1日にロサンゼルスで行われた優勝パレード以来256日ぶり。その後も同21日のMVP発表での放送や、自主トレ期間中の今年2月9日にアリゾナ州グレンデールのキャンプ施設でデコピンと遊んだ姿が目撃されたことはあったが、出産後は初めて。大谷が取材対応をしている際には少し下がってその様子を見つめ、控えめではあったが、時折夫婦2人で笑顔も見せた。
大谷にとって家族の存在は日に日に大きくなっている。昨年2月に結婚を発表し、今年4月には長女が誕生。生活のほぼすべてを野球にかけていた二刀流男も前日には「家に帰って顔を見るだけでうれしい。それだけで一日やってきた疲れもなくなりますし、一番幸せ」と笑顔。家では長女を風呂に入れ、深夜の帰宅後も面倒を見ていることも明かすなど、原動力になっている。
真美子夫人は試合中は球場にはいなかったとみられるが、大谷は1打席目に中前安打を放ち、2打数1安打で2年連続安打をマーク。