◆JERAセ・リーグ 阪神0―6中日(16日・甲子園)
阪神が約2か月ぶり今季5度目の完封負けを喫し、6カードぶりの負け越しが決まった。連敗は交流戦での7連敗以来。
先発の才木は6回3安打2失点で今季5敗目。変化球主体のテンポの良い投球で5回2死までパーフェクト投球を展開したが、6回につかまった。2死一、三塁から上林に先制の2点適時二塁打を献上。降板後に「しっかりストレートで押すことができて全体的にはいいリズムで投げることができました。タイムリーの上林選手もですが、ゾーンで勝負しきれず田中選手に四球を選ばれたのも痛かったです」とコメントした。
攻撃陣は、高橋宏に圧倒された。2回に前川が二塁内野安打、3回に梅野が右前打、8回には小幡が二塁内安打を放ったが、打線がつながらなかった。今季の中日戦は5勝7敗。首位独走の藤川阪神だが、リーグで唯一、負け越している。