【中日】エース復活！高橋宏斗が完封勝利で２か月ぶり白星　チームは今季初の６連勝
８回２死二塁、梅野隆太郎から三振を奪い、ほえる高橋宏斗（カメラ・岩田　大補） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　阪神０―６中日（１６日・甲子園）

　中日は、先発した高橋宏斗投手が９回４安打無失点で今季初の完封勝利。チームは、今季最長の６連勝を飾った。

　テンポよくアウトを重ねた。首位を走る阪神打線を前に、１５０キロ後半の直球とスプリットのコンビネーションで、７回まで散発２安打に抑え、二塁を踏ませなかった。

　好投を続ける右腕を打線も援護した。阪神の先発・才木に５回まで無安打と沈黙していたが、６回２死一、三塁。３試合ぶりにスタメン復帰した上林が、才木の１５１キロ直球を右中間に運ぶ先制二塁打で、２点を奪った。２―０の９回にも、ボスラーと石伊のタイムリーなどで一挙４点を追加し、ダメを押した。

　これで高橋宏は、５月２日の広島戦（マツダ）以来の白星となる今季３勝目。完封勝利は、２４年７月５日の広島戦（バンテリンＤ）以来。今季は自身初の開幕投手を務めながらも、ここまで１２球団ワーストの８敗と苦しむエースに光が差した。

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