◆JERAセ・リーグ 広島4―3DeNA(16日・マツダスタジアム)

 広島は、17試合ぶりに4得点を奪い、DeNAに逆転で今季最長タイの連敗を7で止めた。先発野手全員20代の打線は、1―1の3回に最年長28歳の大盛の適時二塁打で勝ち越し、6回は26歳のモンテロが5月17日の阪神戦(甲子園)以来172打席ぶりの2号ソロで4点目を奪った。

打線は16試合連続で3得点以下だったが、あと1試合に迫っていた球団ワースト記録は回避。負ければ自力優勝の可能性が消滅、さらに0・5ゲーム差に接近していた中日と入れ替わって5位転落の可能性もあった中で踏ん張った。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―最後はピンチをしのいで1点差を逃げ切って7連敗ストップ

 「まずは(大瀬良)大地が粘りながら、しっかりゲームをつくってくれたと思います。あと、きょう出た若い選手もね。大盛にしても、小園はいつも出てますけど、みんなよく頑張ったと思います」

 ―3回はその大盛選手の適時二塁打で勝ち越し、小園選手が続いた

 「なかなか点が取れない苦しい試合が続いていたので、今日をきっかけにしていきたいなと、そんなゲームだったと思います」

 ―17試合ぶりの4点目はモンテロ選手の2号ソロ

 「非常に大きなホームランだったと思います。本人にとっても、なかなか2本目が出てなかった。チームにとっても大きなホームランでした」

 ―大瀬良投手は4勝目。リリーフ陣も踏ん張った

 「本当よくザキ(中崎)も森浦も、最後ハーンも、よく抑えてくれたと思います。連敗中で、みんな、いつもよりちょっと慎重にいってたなと映りましたけど、よく抑えてくれました」

 ―あす以降に向けて

 「今日の勝ちを明日につなげていきたいなと思います」

 ―4回守備で負傷交代した中村奨選手について

 「病院に行っている。また明日、病院に行ってから。明日はちょっと様子見かな」

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