巨人のマレク・フルプ外野手が17日、出場選手登録を抹消された。
球団は「左手有鉤(ゆうこう)骨骨折」と診断されたと発表した。
過去の同様の症例の選手は全治2、3か月かかっていることが多く、フルプも数か月かかる見込みだ。
12日に育成選手から支配下登録され、チェコ出身選手としては史上初のNPB支配下登録選手となった。同日のDeNA戦(横浜)に「7番・右翼」でスタメン出場して4打数無安打。翌13日は代打で三振に倒れていた。
15日にはヤクルト戦のため静岡遠征に帯同したが、練習で左手首を気にする様子を見せ、途中で練習を切り上げていた。その後、試合が雨天中止になり帰京。痛みが引かないため病院で検査を受けていた。
歴史的な支配下登録で母国のチェコ国内も祝福ムードに包まれていたという中で、無念の離脱となった。