◆JERAセ・リーグ 阪神―中日=雨天中止=(17日・甲子園)
阪神戦が雨天中止となり、この日に先発予定だった中日のドラフト1位・金丸夢斗投手の次回登板について、井上一樹監督が言及した。「(6連勝中の)流れでやってあげたいと思ったけど、天気には勝てない。
試合中止は14時15分に発表され、チームは甲子園球場の室内練習場で、約2時間の全体練習を行った。金丸はこの日、ストレッチや強めのキャッチボールなどで調整。前回登板では、あと2死のところでプロ初勝利を逃し、リベンジがかかる凱旋(がいせん)マウンドだったが、まさかの中止に。「覚悟していました」と苦笑したが、「また新しく準備して、ベストを尽くすだけ。切り替えて頑張りたい」と前を向いた。
チームは現在6連勝中で、4位・広島に0・5ゲーム差に迫っている。前半戦最後のカードに向けて、指揮官は、「チームの勢いもある。平常心を持ちつつ、前半戦の最後を締めたい」と力を込めた。