◆パ・リーグ 西武4―3日本ハム(17日・ベルーナD)

 西武がドラフト2位ルーキー・渡部聖弥外野手の一打から逆転勝ち。連敗を3で止め、1日で勝率を5割に戻した。

 1―3の5回1死満塁、相手先発・山崎福也の外角低めのチェンジアップを振り抜いた打球はセンター前で跳ね、打球を処理した中堅手が悪送球。ボールはカメラマン席に飛び込み、テイク2ベースとなり走者は全員本塁に生還して逆転に成功した。渡部聖は三塁まで進んだ。

 先発・高橋光成投手は初回にレイエスに3ランを浴びて6回5安打3失点も、味方の援護に恵まれ今季4勝目。2回以降は走者を出しながらも力投し、流れを渡さなかった。

 前日16日の同戦に敗れて4月28日ぶりの借金生活に突入し、西口監督は「早く(借金)0に戻さないと本当にしんどくなってくる。なんとか明日戻せるようにみんなで頑張っていきたい」と話していただけに、大きな白星となった。

編集部おすすめ