阪神・秦(しん)雅夫オーナー(68)が17日、大阪市の電鉄本社で前半戦の主催試合を終えて総括し、藤川球児監督(44)の来季続投方針を明言した。3年契約で規定路線だが、就任1年目の今季はここまで51勝34敗2分けの首位。

「優勝を目指して戦っている最中」と配慮した上で「3年間、チームの指揮を任せたという当初の気持ちは全く変わっていません」と言い切った。

 采配などについては「要の投手陣の力をより大きく引き出し、投手に限らず選手個々の役割とか状態をよく考えた上で起用している。後半戦も勝負どころで冷静に判断して乗り越えてくれると信じています」と評価。交流戦後には指揮官を激励したといい、球団創設90周年のV奪還を期待した。

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