◆JERA セ・リーグ ヤクルト3―2巨人(17日・神宮)

 巨人の中山礼都内野手が一時勝ち越しとなる今季2号ソロを放つなど、存在感を示した。

 「7番・左翼」でスタメン出場。

同点で迎えた6回1死の場面だ。1ストライクから吉村の内角高め直球に反応した。両腕を畳みながら、くるりと体を回転。高々と舞い上がった白球は右翼ポール際にギリギリで飛び込んだ。一時勝ち越しとなる今季2号ソロ。「ああいう場面で打てたことはすごいよかった。続けていきたい。ランナーもいなかったので、出塁できるバッティングを心がけていました」と振り返った。

 本職は内野ながら今季から外野に挑戦し、出場機会を増やしている背番号40。出場4戦連続安打と定位置奪取へアピールを続けている。「いろんなところで起用される中で、練習からいい準備ができてるからヒットも出ていると思う。継続してやっていきたい」と表情を引き締めた。

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