巨人は17日、マレク・フルプ外野手(26)が16日に都内の病院で「左手有鉤(ゆうこう)骨骨折」と診断され、19日に骨折分の摘出手術を受けると発表した。13日のDeNA戦(横浜)でスイングした際に負傷。

全治2~3か月の見込みで、この日出場選手登録を抹消された。

 フルプは昨年9月に育成選手として巨人入団。12日に支配下登録され、チェコ出身選手初のNPB支配下登録選手となった。新背番号「39」のユニホームが間に合わず、同日DeNA戦(横浜)は「037」のユニホームで臨み、「7番・右翼」で4打数無安打。翌13日は代打で三振に倒れていた。

 15日はヤクルト戦のため静岡遠征に同行したが、打撃練習の際に左手首を気にする様子を見せ、途中で練習を切り上げていた。その後、試合が雨天中止になり帰京。痛みが引かないため病院で検査を受けていた。

 歴史的な支配下登録に母国のチェコ国内も祝福ムードに包まれていた中で、わずか2試合5打席で無念の離脱となった。

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