【高校野球】金足農が秋田西下し次戦・明桜戦へ　エース吉田大輝「次で集大成を」
６回から２番手で登板した金足農・吉田大輝投手（カメラ・古澤　慎也） 画像（1枚）

◆第１０７回全国高校野球選手権秋田大会　▽準々決勝　金足農９－０秋田西（１８日・こまち）

　昨夏の優勝校・金足農が秋田西を９－０で下し、準決勝進出を決めた。オリックス・吉田輝星の弟・大輝（３年）は６回から２番手で登板。

２回を１安打無失点に抑えた。「力んでしまって球速が出てる感覚はなかった」と語ったが、この日の最速は１４４キロ。状態の良さを見せた。

　打線は４回にスクイズなどで３点を先制。その後も小技を絡めた攻撃で、じわじわと点差を広げた。

　次戦は明桜との対戦。吉田は「春に負けてから『明桜を圧倒して甲子園』を掲げてきた。次で集大成を」力強く宣言。中泉一豊監督（５２）は「そう簡単ではない。チャンスを生かすしかない」と意気込んだ。

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