◆第107回全国高校野球選手権神奈川大会▽4回戦 桐光学園5―1武相=延長10回タイブレーク=(18日・サーティーフォー相模原)
桐光学園が延長タイブレークの10回に4番の米山蒼汰内野手(2年)の中前適時打を含む4点を取って勝ち越し。武相との強豪校対決を制した。
試合後、今夏限りでの勇退を表明している野呂雅之監督は、報道陣の「素晴らしい試合でした」という問いかけに「そう言っていただけるとうれしいです」と謙虚に喜びを表した。
夏の大会が始まる前にナインをグラウンドに集めて、退任を伝えた指揮官。控え捕手の相原朔空(さく、2年)は、「選手みんなで、監督を絶対に甲子園に連れて行くを合言葉にして戦ってきた」と語り、チームの結束力はより増している。
雨天による日程変更で、昨日今日と2連戦になったが、指揮官は「まだまだ取ってありますから。まだ半ばなんで」と先を見据えた。中1日空けてすぐ試合になるが「1日(休みが)ありますから」と過密日程も苦にしない。
5回戦では日大藤沢と対戦(20日・サーティーフォー保土ケ谷)する。