巨人の泉口友汰内野手が18日、休日返上でバント練習を行った。

 前日17日のヤクルト戦(神宮)でバントをミスしていた泉口と佐々木は、ジャイアンツ球場で二岡ヘッド兼打撃チーフとバントを特訓。

二岡ヘッドが投手役を務め、転がす方向や状況を意識しながら、約30分、集中して取り組んだ。

 泉口は前日17日のヤクルト戦の初回に好機で見逃しの3球三振に倒れ、3回無死一、二塁では3球ファウルにしてスリーバント失敗。阿部監督が「今日は戦力にならないなと思って代えました」と説明したように直後の守備から途中交代となっていた。ベンチでは「泣いてはない」としつつも険しい表情で戦況を見つめていた背番号35は「昨日は本当に僕が試合の流れを悪くしてしまった。本当に反省した」と猛省。悔しさを胸に刻み、翌朝からみっちりバント練習に励んだ。

 プロ2年目の今季は遊撃のレギュラーに定着し、ここまで76試合に出場。打率2割7分9厘、4本塁打、19打点と攻守で奮闘している。今回の苦い経験をさらなる成長につなげていくしかない。「昨日は本当にいいところがなかった。明日以降、しっかり戦力として見てもらえるように頑張ります」と決意をにじませた。

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