巨人の丸佳浩外野手(36)と坂本勇人内野手(36)が一戦必勝の精神で首位・阪神を撃破する。18日の休養日を挟み、阪神3連戦は9ゲーム差で追う巨人にとっては正念場。

百戦錬磨の背番号8は「一試合一試合、勝っていくしかない。常に目の前の試合に集中してやれるかどうか」と見据えた。

 丸は右太もも裏負傷の影響で開幕1軍を逃したものの、現在は1番に定着してけん引。チャンスメイクはもちろん、得点圏打率3割1分と勝負強さも光る。阪神戦はまだ出場3試合ながら12打数5安打、打率4割1分7厘。シーズンの行方を占う重要な一戦で、修羅場をくぐり抜けてきたベテランに期待がかかる。

 5試合連続で4番起用されている坂本も目の前の試合に集中することを強調。「一戦一戦、勝てるように頑張りたい」と簡潔な言葉に闘志をにじませた。08年の逆転Vを経験している坂本と、リーグ優勝6回の丸がチームを勝利へと導いていく。(宮内 孝太)

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