◆パ・リーグ ロッテ3―8オリックス=延長10回=(18日・ZOZOマリン)

 オリックスがロッテを破り、2連勝で首位・日本ハムとのゲーム差を3・5に縮めた。今季13度目の延長戦となった3―3の10回、無死満塁で頓宮が決勝の右犠飛。

その後も中川の2点二塁打、若月の適時三塁打、大里の犠飛でこの回一挙5得点とした。

 岸田監督は、無死一塁で相手の暴投の隙を見逃さず、二塁に進塁した一塁走者・太田の姿勢を評価。「相手のミスもあった中で、しっかりつけ込むことができた。太田はワンバウンドゴーで、すごい集中力で行ってくれた。ここで一気に流れが来た」と目を細めた。

 先発のエース宮城は6回7安打3失点、5奪三振で降板。5月21日のロッテ戦(京セラドーム大阪)を最後に7戦連続で白星からは遠ざかる結果となったが、95球で試合をつくった。指揮官は「粘って粘って、なんとか追い越されずに帰ってきてくれたのが良かった」とうなずいた。

 球宴前最後の4連戦に先勝。監督は「(最初の試合を)取ったのは大きい。こここからまた、あすも頑張っていきたい」と引き締めた。

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