◆パ・リーグ ロッテ3―8オリックス=延長10回=(18日・ZOZOマリン)

 オリックス・山崎颯一郎投手が再出発を切った。打線が一挙5点を勝ち越した延長10回、5番手でマウンドへ。

1回無安打無失点、1奪三振で試合を締めた。不調で5月23日に出場選手登録を外れたが、ウエスタンでは12試合で2失点と結果を残し、15日に再昇格。2か月ぶりの登板で最速155キロを計測し、「とりあえず投げられたことがよかった。(走者がいない状況で、左)足を上げた時、スピードが出るようになっている。そこは結構、ファームでやってきたことなので」と手応えを得た様子だ。

 チームは球宴前最後の4連戦に先勝し、首位・日本ハムと3・5ゲーム差に接近。岸田監督は、山崎について「ファームでいろいろ修正し、いい球が多くあった。よくなってきている」と評価した。23年には53試合登板でリーグ3連覇に貢献した160キロ右腕。「頑張って信頼を取り戻せるような投球がしたい。一試合一試合やるだけ」と逆襲を誓った。

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