【日本ハム】伊藤大海が準決勝に臨む母校・駒苫と同日勝利目指す　１００万円の打撃ケージもプレゼント
キャッチボールを行う伊藤大海 画像（1枚）

　１９日の楽天戦（楽天モバイル）に先発する日本ハム・伊藤大海投手（２７）が１８日、母校・駒大苫小牧との共闘を誓った。１９日は午後２時から伊藤が先発し、その１時間前の午後１時からは母校が、南北海道大会の準決勝・北海戦（エスコン）に挑む。

「今年は僕が投げる試合と全試合かぶっている。同じくらいの時間でどっちもいい報告をしあえるように頑張りたい」と意気込んだ。

　母校へ太っ腹な差し入れも送った。大会前には後輩たちへ１００万円近くする打撃ケージをプレゼントした。「『甲子園行ったら買います』と言っていて、全然行かないのでプレッシャーかけてきました」とニヤリ。自身が高３だった１５年の夏も延長１３回の激闘の末、準々決勝で北海に敗れており、０７年以来１８年ぶりの夏の聖地を後押しした。

　また、ここまでの勝ち上がりはインターネットサイト「バーチャル高校野球」でチェック済み。「寺田くんいいですね。チェンジアップ、スライダーで空振りも取れて、まっすぐもすごくいいです」とここまで２７回２／３連続無失点中のエース左腕を大絶賛した。

　この日は、キャッチボールなどエスコンで最終調整を行った。母校も同球場で午後１時３０分から公式練習を行ったが、仙台への移動のため、直接エールを送ることはできなかった。「勝ってくれたら日曜日応援に行けるので。

僕も勝って帰ってこれるようにしたいです」。観戦予定の２０日の決勝戦を心待ちにし、ともに勝利を挙げる。（川上　晴輝）

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