◆米大リーグ ドジャース―ブルワーズ(18日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が18日(日本時間19日午前11時10分開始予定)、後半戦初戦となる本拠地・ブルワーズ戦の前に23歳の怪物右腕ミジオロウスキーと交流した。

 ミジオロウスキーは、ブルワーズの打撃練習時に、大谷を守るようにレフトの守備につき、その後にはハグを交わした。

取材に応じた23歳右腕は「彼は素晴らしい人だよ。とても楽しかった。僕はいつもレフトフィールドで(動きの)確認をするんだ。それで、翔平のカバーが必要とされているなと思って、『そうだ、翔平のカバーをやろう』と思ったんだ」と笑顔で明かした。

 ミジオロウスキーは今年6月にデビューしたばかりの身長2メートル1の大型右腕で、たった5試合に登板しただけでオールスターに選出された。新怪物ともされる23歳は、15日(同16日)のオールスターでは最速102・3マイル(約164・6キロ)をマークした。

 大谷とミジオロウスキーはオールスター以来3日ぶりの再会。大谷は8日(同9日)に初対戦した際に本塁打を放っていたが、今3連戦で右腕の登板予定はなく、2度目の対戦はお預けとなる見込みになった。ミジオロウスキーはオールスター前のレッドカーペットショーでポケモンのキャラクター「ルギア」をスーツの内側にプリントするなどアニメ好きをアピールしていた。

 大谷は「1番・指名打者」でスタメンに名を連ねた。試合前には21日(同22日)の本拠地・ツインズ戦での先発へ向けて、キャッチボールなどで調整した。

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