陸上の全国高校総体(インターハイ)の主催者は23日、前日に発表したばかりの競技方式を一部、再度変更することを発表した。

 トラック競技の800メートル以内の種目は、予選・準決勝・決勝の3ラウンド制から予選・決勝の2ラウンド制に。

決勝は、準決勝進出相当の24人でタイムレース決勝で行い、番組編成は均等割りとされていた。400メートル以下の種目に再変更はなかったが、800メートルのタイムレース決勝は予選の記録順となる。

 また、1500メートル以上の種目は予選・決勝の2ラウンド制から一発勝負のタイムレース決勝に変更され、番組編成は従来の予選通りとされていたが、資格記録順となる。

 800メートルは予選で速い選手が、1500メートル以上の種目では資格記録が速い選手たちが集まった組が事実上の決勝となる。

 女子800メートルで日本記録(1分59秒52)を持つ東大阪大敬愛高の久保凛(3年)は、800メートルと1500メートルにエントリーしている。

 フィールド競技に関しては再変更はない。試技は予選が2回まで。決勝は2回の試技を行い、トップ8がさらに2回の試技を行う。走高跳と棒高跳は、2回連続無効試技で競技終了とする。通常は、いずれも3回とされている。

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