４０歳・玉鷲が３敗目　立ち合い「完璧」から足を滑らせ「相手もびっくりしていた」
琴桜（右）に引き落としで敗れて３敗目を喫した玉鷲（カメラ・今西　淳） 画像（1枚）

◆大相撲　▽名古屋場所１１日目（２３日、ＩＧアリーナ）

　西前頭４枚目・玉鷲（片男波）は大関・琴桜（佐渡ケ嶽）に引き落としで敗れ、３敗目を喫した。立ち合いで頭から低く当たったが、押し込もうと前に出たところで左足を滑らせ、土俵に落ちた。

大の里から史上最年長で金星を獲得した１０日目に続く上位撃破とはならなかったが「めちゃくちゃいい立ち合い。完璧だった。『よし、走るぞ』というところで滑った。相手もびっくりしていた」と豪快に笑った。

　優勝争いでは平幕４人が２敗、３敗が６人の大混戦となった。２度の優勝を経験した大ベテランは「また楽しくなりそうだね」とニヤリ。１２日目は２敗の安青錦と組まれた。「初顔合わせで強いし、全部そろってる。明日、楽しみですね」と胸を高鳴らせた。

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