◆JERAセ・リーグ 阪神5―0広島(30日・甲子園)
阪神が4連勝でマジック「39」が点灯した。シーズン23度目の完封勝利は1965年以来、60年ぶり。
均衡が破れたのは4回。2死三塁からワイルドピッチで先制点をあげた。さらに6回1死満塁から代打・ヘルナンデスが押し出し四球を選び追加点を加えた。さらに8回には大山、熊谷の適時打で3点を追加した。
先発・村上は6回5安打無失点で9勝目。2回には1死満塁を招いたが、遊直併殺で切り抜けた。甲子園での広島戦は自身3連敗中だったが、ストップ。粘りの投球で白星を呼び込んだ。8回に登板した石井は33試合連続無失点。藤川球児が持つセ・リーグ記録(38試合)まで残り5に迫った。
シーズンの対広島10連勝は81年(12連勝)以来。