◆第49回日本クラブユースサッカー選手権(U―18)▽決勝 鹿島ユース3―0仙台ユース(31日・ニッパツ)

 ともに初優勝を目指す鹿島と仙台のカードとなった決勝は、鹿島が3―0で勝利し、タイトルを獲得した。

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 第49回目にして初の大会制覇を、多くの鹿島関係者がスタンドから見届けた。

 トップチームからは鬼木達監督自ら会場入りし、“若鹿”のプレーに熱視線を送った。試合終了直後、鬼木監督が真っ先に握手を求めたのが、昨季までユースを率いていた柳沢敦・現トップチームコーチだった。他にもユースOBでもある曽ケ端準GKコーチ、ユース担当スカウトの本山雅志氏、強化部門トップの中田浩二・フットボールダイレクターらが茨城・鹿嶋から現地入りし、優勝を見届けた。

 トップチームの選手からも、ユース出身の舩橋佑や山田大樹、溝口修平らが駆けつけたほか、高体連出身の松村優太、津久井佳祐の姿も見られた。

 鹿島ユースは高校年代最高峰リーグ「プレミアリーグ」のEASTに所属。主なOBに曽ケ端準、野沢拓也、土居聖真、鈴木優磨、町田浩樹、垣田裕暉らがおり、現在のトップチームには鈴木、舩橋佑ら下部組織出身者が8人在籍している。

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