J2ジュビロ磐田OBで元ブラジル代表、元同国監督のドゥンガ氏(61)が31日、浜松市役所を表敬訪問した。浜浦幸光社長(55)、山田大記クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO、36)と共に中野祐介市長(55)と懇談した。
ジュビロ黄金期の礎を築いたレジェンドが浜松に帰ってきた。ドゥンガ氏は「(浜松市は)ブラジル人を歓迎し共存してくれた。サッカーは唯一、人と人をつなぐものと信じているが、それを体現してくれて感謝している」と語った。同市長は「浜松にはブラジルの方が約1万人おり、様々な場面で活躍いただいている。ドゥンガさんの活躍は励みになっていると思う」と笑顔で迎えた。
7月27日に広島で行われた国際チャリティーマッチに合わせて来日。29日には大久保グラウンドを訪れ“後輩”たちを激励した。この日は浜松市内で山田CROらとプレミアムトークショーも実施し、約150人に黄金期の舞台裏を披露。「サポーターや昔の仲間に会えて幸せだけど、年末にはJ1復帰のニュースでもっと幸せになりましょう」と呼びかけた。2日のホーム・秋田戦の前にもイベントに登場して盛り上げる予定だという。
(武藤 瑞基)