J1のG大阪は1日、大阪・吹田市内のグラウンドで約1時間練習を公開した。2日には、本拠・パナソニックスタジアム吹田でフランス2部Sランスとの親善試合に臨む。
オランダでの生活も、プレーも初めてだったという2人。17歳の荒木は、「やれるなとは感じた」と明かしつつも「自分と同じ年齢でスタメン出ているやつがいたり、対戦相手でも10代がいっぱい出ていたりとか。国内外で若い選手がたくさん出ていて、自分も負けてられない。今出ていても早くはないと思うので、なるべく早く試合に関わっていきたい」と、一森純、東口順昭らがいるG大阪のGK陣へ割って入っていく覚悟を強くした。実際、アヤックス所属のオランダ代表DFヨレル・ハトは19歳でA代表に絡んでいる。7月29日に19歳を迎えた名和田も、技術の通用に手応えを覚えながら「プレースピードも速くて、ものすごくいい選手がそろっていると感じた」と、新たな感覚を得た様子だった。
この日、取材に応じたダニエル・ポヤトス監督はSランス戦の戦い方について「全員に時間を与えてあげたいという気持ち」と、明言。GKに至っては、荒木と張奥林の2人で戦うと発言した。まだ公式戦デビューがない荒木は「チャンスだなというか。自分の出せるプレーをいつも以上ではなくて、いつも通り出していきたい」。今季リーグ3試合出場の名和田も「試合にいつも出ている選手は、それなりのプレーの質の高さはあると思うので、それに負けてないと証明したい。