大阪府警察、大阪府、大阪府防犯協会連合会が主催する「改正大阪府安全なまちづくり条例」施行キャンペーンが1日、JR大阪駅の大阪ステーションシティ2階アトリウム広場で行われ、C大阪の森島寛晃代表取締役会長や、吉村洋文大阪府知事らが参加した。

 C大阪は2023年より大阪府警と協定を結んでおり、詐欺被害を未然に防止した方に対し、C大阪よりホームゲームの観戦ペアチケットを贈呈することが決まった。

森島会長はあいさつで、「闇バイト」の言葉が出てこず「やみ、やみ、やみ…」と考えていると、後ろに座っていた吉村知事が「闇バイトですね」とすかさずフォロー。森島会長は「サッカークラブとして、何ができるか考え、大阪の街を、住みやすい街にできるようにしていきたい」と、吉村知事の“アシスト”もあり、Jリーグの開幕連続得点記録(7試合)を持つレジェンドはあいさつの“ゴール”を無事に迎えた。

 イベント後、森島会長は「闇バイトが出てこなくて、吉村知事に助けていただきました」と感謝。続けて、「ゴール(最後まであいさつ)はできたけど、本当のゴールは詐欺被害がなくなったときですね」と笑顔で話した。

 この日から、大阪府安全なまちづくり条例が改正され、吉村知事は「1日で1700万円の被害を受けている。今日も、明日も、特殊被害を受けてる。何とか減らそうと。ATMの前で電話で話してるのはやめにしようと。金融機関も含めて、通話しながらATMの操作をするのは禁止になる。みんなで力を合わせて少しでも減らしていきたい」と熱く語った。

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