◆米大リーグ マーリンズ―ヤンキース(1日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)
右肘屈筋けん炎のため、10日間の負傷者リスト(IL)入りしているヤンキースのA・ジャッジ外野手(33)の復帰時期について1日(日本時間2日)、MLB公式サイトが伝えた。早ければ5日(同6日)の敵地・レンジャーズ戦で復帰するという。
この日のマーリンズ戦の試合前には、グラウンドで打撃練習を行った。同サイトによると、2日(同3日)に球団キャンプ施設のあるフロリダ州タンパに移動して実戦形式のライブBPに臨む予定。右肘の内側側副じん帯に損傷は見られず、復帰後はDHとして起用される見込み。ブーン監督は「打撃には問題ない。守備は様子を見ながらになるが、まずはDHとしてラインアップに戻す」と説明したという。
ジャッジは7月22日(同23日)の敵地・ブルージェイズ戦でスローイングの際に右肘を負傷。その後も痛みに耐えながら出場を続けたが、試合のなかった24日(同25日)の休養を挟んでも痛みは消えず、26日(同27日)の本拠地・フィリーズ戦で今季初欠場。IL入りとなっていた。
個人タイトル争いでは、31日(同8月1日)終了時点でリーグトップのローリー(マリナーズ)に本塁打は5本差、打点は3差をつけられている。打率3割4分2厘は今もメジャートップなだけに、12年のM・カブレラ(タイガース)以来13年ぶりとなる3冠王のためには1試合でも早い復帰が期待される。