◆米大リーグ レイズ―ドジャース(3日、米フロリダ州タンパ=スタインブレナー・フィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が3日(日本時間4日)、敵地・レイズ戦に「1番・指名打者」でスタメンに名を連ねた。今季は試合前時点で38本塁打を放っており、7戦ぶりの一発が出れば、3年連続4度目の40号に王手をかける。
前日2日(同3日)の敵地・レイズ戦では「2番・DH」で先発出場し、4打数1安打ながら3三振。チーム111試合で135三振は、自己ワーストとなる21年の189三振を上回る年197三振ペースとなっていた。チームも三振が急増しており、前カードからの5戦では1試合平均「12・2」の計61三振。ロバーツ監督も「ここ2~4週間くらいで顕著。とにかく、バットに当てて、何かを起こさないと。改善が必要」と苦言を呈していた。
相手先発は203センチの長身右腕ボイル。昨季までアスレチックスに在籍。今季は6試合に登板し、1勝1敗、防御率2・82をマークしており、大谷は初対戦だ。
今年はハリケーン被害を受けたレイズ本拠地に代わり、ヤンキースのキャンプ地「スタインブレナー・フィールド」で行われている。この日が3連戦の3戦目で、“ラストチャンス”なだけに、メジャー通算32球場目弾(東京Dなどを含む)も狙う。