◆米大リーグ レイズ―ドジャース(3日、米フロリダ州タンパ=スタインブレナー・フィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が「1番・指名打者」でスタメンに名を連ねた敵地・レイズ戦の試合前、ロバーツ監督が取材に応じ、右肩を痛めて負傷者リスト(IL)にしている佐々木朗希投手(23)について言及した。前日2日(同3日)に復帰後2度目のライブBPを予定していた佐々木について、指揮官は「よかったことを願っているけど、そのことは聞いてない」と話した。
メジャー1年目の朗希は、開幕ローテ入り。東京ドームで開催された開幕2戦目で先発し、5月3日(日本時間4日)の敵地・ブレーブス戦では、メジャー7試合目の登板で初勝利もつかんだ。だが、同9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦での登板を最後に右肩インピンジメント症候群のためIL入りした。
ノースローの期間も長かったが、7月中旬にはブルペンでの投球練習を再開。米アリゾナですでに実戦的な打撃練習(ライブBP)への登板を再開させ、指揮官は1日(同2日)に「(1度目に)彼がやったのは1イニングだった。朗希は2日(同3日)に、2イニングの実戦形式の打撃練習への登板を予定しているよ」と明かしていた。8月下旬のメジャー復帰には、着実にステップアップしている。