◆米大リーグ マーリンズ7―3ヤンキース(3日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 マーリンズが3日(日本時間4日)、本拠のヤンキース戦に7―3で快勝し3連戦スイープで通算成績を55勝55敗の勝率5割とした。

 1日(同2日)のヤンキース戦に13―12での逆転サヨナラで勢いづいたマーリンズは、2日(同3日)が2―0の完封。

この日は2回と4回に3点ずつを挙げて快勝した。1日に24号満塁アーチを放ったオールスター戦出場のストワーズがこの日も4回に試合を決定づける25号3ランを放った。3連戦10万1545人は2012年ローデポパークの新記録と満員のファンの期待に応えた。

 マーリンズは開幕から低迷し6月11日時点では25勝41敗と最大借金16もあった。しかし6月下旬からの8連勝で波に乗り、7月15勝10敗で一気に浮上してきた。借金16をはね返して勝率5割に駆け上がったのは2014年レイズ以来11年ぶり。

 首位との差も最大18あったのが、2日(同3日)時点で8ゲーム差まで迫ってきたが借金16からポストシーズン進出は1914年ボストン・ブレーブスだけ(同チームはワールドシリーズにも勝利しミラクル・ブレーブスと言われた)しかないという。

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