広島の中村奨成外野手が、5日のDeNA戦(横浜)から1軍に復帰する。7月15日のDeNA戦(マツダ)の守備で右肩肩鎖(けんさ)関節を損傷。
8年目の今季は58試合で自己最多4本塁打をマーク。新井監督は「バッティングの調子も良くて、本人も(離脱は)悔しかったと思う。でも、思ったより軽度で早く帰ってこられた。また、いいものを期待しています」と、さらなるアピールを求めた。
また、7月末の補強期間終了の直前に育成から支配下契約を結んだ22歳・前川誠太内野手も、5日から1軍に昇格する。今季ウエスタン71試合で打率2割7分9厘。新井監督は7月31日の阪神戦(甲子園)の前に、ウエスタン・オリックス戦(杉本商事)を視察。「映像だけでは分からないこともある。実際にチェックして、やっぱりいい動きをしていた」。2日の中日戦(マツダ)では、同じく支配下昇格した20歳左腕・辻が、2三振を含む3者凡退と好投していた。
2人に代わって林、久保が2軍再調整となった。