◆エイジェックカップ第56回日本少年野球選手権大会 ▽準々決勝 県央宇都宮ボーイズ(栃木)2―0開星中学ボーイズ(山陰) ▽準決勝 松戸中央ボーイズ(千葉)10―8県央宇都宮ボーイズ(栃木)=6回時間切れ=(8月6日・万博記念公園野球場)
2日に開幕した夏の全国大会・エイジェックカップ第56回選手権大会は7日に決勝が行われた。県央宇都宮ボーイズ(栃木)はベスト4に進出も準決勝で松戸中央ボーイズ(千葉)に敗れた。
※ ※ ※
一戦一戦、力をつけた。県央宇都宮・影山崇監督(54)は「この子たちはこの大会で一段と成長してくれた」と驚きの表情だ。
松戸中央との準決勝は初回に8失点も、猛反撃。2回に齊藤颯の左前安打から4連打、打者9人で4点を返すと、3回にも3点を返し2点差に。6回時間切れで涙をのんだが、驚異の粘りを見せた。齊藤颯は「後ろが続いてくれて良かった。みんなで勝ち取ったベスト4だと思います」。
準々決勝の開星中学戦では先発左腕の塚越主将が被安打5で公式戦初完封。貴重な先制打を放った鈴木捕手は「自分はここまで来られると思わなかった。みんなのお陰です」と感謝を口にした。塚越は3回戦の鯖江戦でも5回2/3を無失点と大活躍。
【県央宇都宮ボーイズ・登録メンバー】※は主将
▽3年生 ※塚越春輝、齊藤颯太、塩原琥珀、齋藤有吾、斉藤恵太、春田翔、吉田直生、吉田篤生、齋藤煌月、天海徹二、後藤瑠克、八板晃悠、高瀬瑛力斗、篠田廉、中塚俊哉、西村太陽、鈴木逸太、五味渕佑、常盤珠怜人、土屋魁惺、岡心翔、川上琥七斗、
▽2年生 中島結人、齋藤理人、小田一颯
【県央宇都宮・成績】
▽2回戦(3日)県央宇都宮7―5東尾張(愛知西)
▽3回戦(4日)県央宇都宮1―0鯖江(北陸)
▽準々決勝(6日)県央宇都宮2―0開星中学(山陰)
▽準決勝(6日)松戸中央(千葉)10―8県央宇都宮