◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍0―0城西大=9回=(8日・ジャイアンツ球場)

 昨年4月の「左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術」(トミー・ジョン手術)から復帰した巨人の育成・代木大和投手(21)が8日、3軍の城西大戦(G球場)に先発。6月中旬の実戦復帰後、最長となる3回を投げ、2安打無失点3奪三振と好投した。

 カーブ、ツーシーム、カットボールを織り交ぜ、最速151キロを計測した直球もカウント球、勝負球など状況に応じて球威に強弱をつけて投球。「メリハリをつけて投げられているかな、と。いろいろな球種を試す中で、組み立てはすごくできている」と振り返った。

 支配下選手への昇格期限は7月末のため、今季中の支配下復帰はならなかったが、今後は先発としてイニングを伸ばしていく。「フォームの再現性を高めることと、クロス(右打者の内角へ)の直球とカットボールの精度と質」と課題を明確に、登板を重ねていく。

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