◆米大リーグ ドジャース―ブルージェイズ(8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 昨年まで日本ハムに在籍も現役を引退し、今季からブルージェイズでフロント職に就き、アナリストを務める加藤豪将氏が8日(日本時間9日)、ドジャース戦を前に行われた右肩を痛めて負傷者リスト(IL)にしている佐々木朗希投手(23)のライブBPを見守り、その後に談笑するなど交流した。取材に応じた加藤は「僕的には本当に遠くからお会いしているだけなので、個人的にマウンドに戻って、メジャーのマウンドで生で見られるのはライブBPだったんですけど、僕はそれで。

成功してほしいので。うれしかったです」と目を細めた。

 23歳で海を渡った佐々木には尊敬の念を抱いている。加藤は6歳でアメリカで野球を始め、13年ドラフト2巡目(全体66位)でヤンキースに指名され、マーリンズ、パドレスを経て22年はブルージェイズとメッツ。23、24年は日本ハムに所属した。「僕は逆だったんですけど、アメリカから日本に来たときに、日本語もしゃべれてカルチャーも一応知っている中で、自分的にも苦労したので、そう考えたら本当に、朗希がどんな思いかはわからないですけど、絶対にそういう苦労はあると思う」と思いやった。ライブBP後には談笑。会話のやりとりについては「本当にまだ1年目なので、『野球を楽しんでいるか?』というくらいの質問しか僕はしなかったので。本当にその程度です」と笑顔で明かした。

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