◆米大リーグ ドジャース―ブルージェイズ(8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が8日(日本時間9日)の本拠地・ブルージェイズ戦で「1番・DH」で先発出場し、0―1の5回2死走者なしで迎えた3打席目は右中間にはじき返してエンタイトル二塁打とした。すると、直後にベッツが左翼へ自身24試合ぶりとなる逆転2ランを放った。

 相手先発は通算218勝右腕のM・シャーザー投手。試合前時点で通算3打数無安打2三振と抑えられていた。大谷は、初回先頭の1打席目は外角低めのカーブを捉え、中前に。シャーザーからの自身初安打となった。0―1で迎えた3回先頭の2打席目は二ゴロに倒れた。

 大谷は8月は試合前時点で計6試合で22打数9安打1本塁打2打点、打率・409をマーク。6日の本拠地・カージナルス戦では10戦&48打席ぶりの39号で、イチロー、松井秀喜らに次ぐ日本人史上3人目となるメジャー通算1000安打を達成。スタントンやジャッジ(ともにヤンキース)も達成していない、現役選手では初めての3年連続40本塁打に王手をかけていた。

 200勝&3000K投手対決だ。ドジャースの先発は通算217勝のレジェンド左腕・カーショー。試合前時点で、シャーザーは通算218勝&3451奪三振、カーショーは通算217勝、3010奪三振。どちらも2008年にデビューした2人は、同9月7日以来、17年ぶりの投げ合い。

MLB公式サイトで各種記録に精通するサラ・ラングス記者によれば、新人で対戦し、通算3000奪三振以上を記録して再び投げ合うのは史上初だという。

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