◆米大リーグ ヤンキース3―5アストロズ=延長10回=(8日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)
ヤンキースのA・ジャッジ外野手(33)が8日(日本時間9日)、本拠地・レンジャーズ戦に「3番・DH」で先発出場。負傷者リスト(IL)から復帰3試合目で初タイムリー&打点をマークした。
1点を追う6回1死一、三塁。1ボールから右腕・ブラウンの2球目、内角高めの96・6マイル(約155・5キロ)シンカーを捉え、一時同点の適時打をセンター前に落とした。主将の一打にヤンキースタジアムは大歓声に包まれたが、後続が続かず。ジャッジは4打数1安打1打点。チームは2―2の延長10回に3点を奪われて力尽きた。
ジャッジは7月22日(同23日)の敵地・ブルージェイズ戦でスローイングの際に右肘を負傷。その後も痛みに耐えながら出場を続けたが、試合のなかった24日(同25日)の休養を挟んでも痛みは消えず、26日(同27日)の本拠地・フィリーズ戦で今季初欠場。右肘屈筋けん炎のため10日間のIL入りとなっていた。それでも、今月5日(同6日)の敵地・レンジャーズ戦で復帰。この日がホーム初戦だった。
ヤンキースは今月、7試合で1勝6敗と苦しい戦いが続いている。ア・リーグ東地区ではレッドソックスにも抜かれて3位となっており、ジャッジの復帰を生かしたいところだ。