◆米大リーグ パドレス2―10レッドソックス(8日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)
レッドソックスの吉田正尚外野手が8日(日本時間9日)、敵地のパドレス戦に「5番・DH」でスタメン出場し、出場4試合ぶりの2号2ラン本塁打を放つなど4打数2安打3打点と活躍し、勝利に貢献した。
8-2で迎えた9回無死一塁でカウント2-1からの高めのボール球の直球打ち、打球は右中間フェンスを越えた。
吉田は0-0で迎えた4回無死満塁で、パ軍先発ピベッタの高めの直球を捉えると、中堅奥へ飛距離十分の犠飛。三塁走者が余裕を持って生還し、先制点を奪った。レ軍はなお1死一、三塁で一塁へのけん制悪送球で2点目。その後2死二塁でアブレイユが21号2ランを放ち、計4点のビッグイニングとした。
6回先頭の第3打席では左翼線ギリギリに落ちるエンタイトル二塁打。8回先頭の第4打席では松井裕樹との対戦となったが、二飛に倒れた。4打数2安打3打点の活躍で、5番での起用にこたえた。
吉田は先月30日に12―1と大差がついたツインズ戦で野手登板したクレメンスから右越えに1号本塁打を放っていた。このためこの日の2号本塁打が本業投手からの今季初アーチとなった。
地区首位ブルージェイズがドジャースに敗れたため、ゲーム差は「3」に縮まった。