マリナーズは8日(日本時間9日)の本拠地・レイズ戦から、今年1月にアジア人選手として初めて米国野球殿堂入りを果たした会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)のプラーク(銅製胸像額)を球場内で展示を開始した。
「イチロー・ホールオブフェーム・ウィークエンド」として、本拠Tモバイルパーク右翼スタンド付近の観覧エリアに設置され、ファンは写真撮影などを楽しんだ。
メジャー史上最多のシーズン262安打を放った2004年版レプリカユニホームが先着2万人に配布された。9日には試合前にセレモニーが実施される。10日同カードでは先着2万人にイチロー氏のプラークのレプリカが配布される。
米野球殿堂博物館のJ・ラーウィッチ館長は「殿堂入り記念のプラークが(殿堂博物館のある)クーパーズタウンを離れることは極めてまれだ」と語り、「イチローのプラークが永久展示から取り外される唯一の機会かもしれない」と語っている。