西武は9日、本拠地・ベルーナドームに新たに2種類のミスト設備と滝設備「BIG WATERFALL」を導入したと発表。同日の楽天戦(ベルーナD)から運用が開始された。
滝設備「BIG WATERFALL」は一、三塁側メインコンコースの入り口付近に設置。開場から7回終了まで不定期で、屋根付近に設置されたノズルから滝のような水がしたたり落ちる。
また、サブコンコースには足元から吹き出すミストが、立ち見席「THERMOS ステンレスカウンター」には「立ち上げミスト噴射設備」が36本導入された。いずれシーズン終了までの1軍公式戦で、開場から試合終了までインプレー中をのぞき不定期でミストが噴射される。
関係者は、「導入決定までの約1か月間、計13日で試験的に導入されており、一時的に周りの気温が1、2度下がることを確認しました。一時的に湿度は上がるがすぐに元に戻り、平均でも0・5~0・7度涼しくなる」と話しており、球場の冷涼化が期待される。