◆パ・リーグ 西武9―4楽天(9日・ベルーナD)

 西武が11安打9得点の猛攻でカード白星発進を決めた。

 両軍無得点の2回2死一塁で、古賀悠斗捕手が泳がされながらも滝中のスライダーを振り抜き、2試合連続弾となる左翼スタンド最前列に飛び込む3号2ランを放ち先制。

4回2死一塁ではドラ2・渡部聖弥外野手が滝中のカーブを振り抜き、左翼スタンドに7号2ランを放った。

 4―3と詰め寄られた8回には先頭の滝沢が内野安打をもぎとり出塁すると、1死一、二塁から村田が左翼手の頭上を越える2点適時二塁打、2死満塁となってからは源田が右中間への走者一掃の適時三塁打を放ち試合を決定づけた。

 投げては、先発・隅田知一郎投手が7回まで無四球で三塁を踏ませない好投。8回にこの日初の四球と安打で2死一、三塁のピンチを招いたところで降板となったが、7回2/3を5安打2失点で自身最多タイとなる9勝目を挙げた。

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