◆JERAセ・リーグ 阪神6―2ヤクルト(9日・京セラドーム大阪)

 セ・リーグ首位を独走する阪神が逆転勝利を飾り、連敗を「2」で止めた。2―2の8回2死満塁。

代打の木浪が小沢から押し出し四球を奪い、勝ち越した。最後の9回は石井が締め、現役時代の藤川監督に並ぶセ・リーグ記録の38試合連続無失点を成し遂げた。

 先発のデュプランティエは5回3安打2失点。コンディション不良のため7月20日・巨人戦(東京D)以来、20日ぶりの1軍登板で「制球に苦しんでしまったところはあったけどまずまずの投球はできたと思う。もっといいプレーヤーになるためにも投球以外のこともしっかりやっていかないといけない。しっかり準備と練習を頑張ります」と課題と収穫を口にした。

 攻撃陣は1点を先制された直後の初回1死二塁。2試合ぶりにスタメン復帰した森下が、一時同点の右前適時打を放った。「チャンスで回ってきたら『絶対に打つ』と準備をしていました。得点につながるバッティングができて良かったです」とコメント。2回には近本の二ゴロの間に一時勝ち越したが、4回に山田の右邪犠飛で追いつかれた。

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