◆イースタン・リーグ 日本ハム6―5巨人(9日・鎌ヶ谷)

 巨人の長野久義外野手(40)が今季公式戦1号を放った。23年9月1日のDeNA戦(横浜)以来、約2年ぶりの一発に「久しぶりすぎて、走り方を忘れました」と笑顔で振り返った。

イースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)に「6番・右翼」で先発出場。0―1の2回1死、カウント1―0から浅利の変化球を捉えると、打球は左翼席へ一直線。打球角度は24度、打球速度161キロで打った瞬間にベンチは大盛り上がりだった。

 昨季は8月以降に打率3割4分6厘をマーク。例年、夏場に状態を上げる“夏男”は「よく食べてよく寝ます」と秘訣(ひけつ)を明かした。7月29日に今季2度目の出場選手登録を抹消されたが、試合前練習ではホームランを連発。夏バテ知らずの背番号7が状態を上げ、必ずチームに貢献する。

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