◆パ・リーグ 西武―楽天(9日・ベルーナドーム)

 西武・古賀悠斗捕手がキャリアハイとなる4号2ラン、今季2度目の猛打賞、盗塁阻止と躍動。自身は「まぐれとしか言いようがないんですけど…」と謙遜したが、西口監督も「攻守に光るものがあった」と手放しに称賛した。

 「8番・捕手」でスタメン出場。両軍無得点の2回2死一塁の第1打席では、泳がされながらも滝中のスライダーを強振。左翼スタンド最前列に3号2ランを放り込んだ。7日・日本ハム戦(エスコン)の9回無死の第4打席でも2号ソロを放っており、2試合連続、2打席連続の本塁打となった。

 7回1死二塁の第3打席では左翼線への二塁打で出塁。8回2死一塁の第4打席では左前安打を放ちサイクル安打王手の活躍で、古賀悠にとって5月25日・ロッテ戦(ZOZO)以来2度目の猛打賞。続く源田の適時打を呼び込んだ。

 また、8回2死一、三塁のピンチでは、二盗を試みた代走・武藤を強肩を生かし阻止。西口監督も「今日一番大きかった」と褒めたたえたプレーで相手に傾きかけた流れを断った。

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