◆JERAセ・リーグ 巨人4―3DeNA(9日・横浜)

 DeNAが接戦を落として巨人に連敗。対戦成績は5勝12敗1分けとなり、今季巨人戦勝ち越しの可能性が消滅した。

 2回に梶原昂希外野手の適時三塁打などで2点を先行も、1点リードの6回に先発のアンソニー・ケイ投手が逆転を許して降板。7回に蝦名達夫外野手の適時二塁打で再び追いついたものの、直後の8回に伊勢大夢投手が決勝の1点を失った。

 試合後、三浦大輔監督は先発のケイについて「よく粘ってくれた。もう少し点を取ってやれたらよかった」と評価。3安打2打点の蝦名にも「状態はいい。打つべきボールを打てるようになってきた」と成長を認めた。

 昨季8勝16敗1分けと大きく負け越した巨人とは、今季も苦しい戦いとなっているが、勝ち越し消滅にも指揮官は「まだ終わりじゃない。明日も試合がある。1つずつ取れるように」と前を向いた。

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